コカコーラのCMというとアップテンポな曲やカラフルな画面など、いかにもバタ臭い感じの作りが定番な感じがしていたが、今回のこのCMはちょっとイメージが違っていて意外と好感が持てる。
まぁ、正直なところペンバートン教授がどうとかというのはあまり重要ではなく、今この時代に保存料、着色料を使っていない事をアピールすることはとても意義がある。食に関する不安が渦巻いているなか、体に悪そうなコーラが実はそれ程悪くもないかもと思わせてしまうあたり中々上手い。(当然のことながらあんなに甘い飲料が体に良いはずはない)。
コカコーラの原液はアメリカから全て輸出され、国外ではそれを薄めているだけというのは結構知られた話(だからコカコーラ「ボトリング」という名前になっている)。その原液のレシピに至っては、コカコーラ本社の上層部数人しか知らないというのだから大げさな話である。まぁでも、そういう歴史とか伝統とかいったものの一端を感じることも出来るCMかもしれない。
なんてこと考えながら久々に飲むコーラとピザというアメリカンな食事あさましくも食欲をそそる味に舌鼓を打つのである。
![00010.JPG](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d866fd0569b5951a6fb9144251a057b0/1222438328?w=320&h=350)
「コンビニ店長のためのPOP駆け込み寺」
http://itecommerce.nakamauchi.com
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何故だろう・・・。面白そうなCMなのにウキウキさせられるものがない・・・。とても不思議。あれだけ露出もしているのに・・・。
テレビで露出しているのが一部分だけというのが問題なのだろうか・・・。たまにある、続きはWEBで!みたいな手法。私の場合、「じゃあ、WEBでチェックしなきゃ」という行動に繋がったことはほとんどない。広告する側からしたら、そこから商品情報などより詳しい情報に誘導できるので、メリットはあるのだろうが・・・。
そうした積極行動を取る人だけに告知のターゲットを限定するための篩いにかけているのかもしれない。そうする事で広告効果をより大きくすることが期待できるのだろう。
でもどっちにしてもテレビで見えている部分があまりに限定的すぎないか?と思わされる。これじゃ誘導の効果も薄まっているような気がしてならない。まぁ、私だけなのかもしれないが・・・。続きはWEBで的手法は、効果があがっているのだろうか?
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話題の大人グリコのCM。このCMの絵を描いた人は尊敬できる。磯野家という設定、25年後という設定。いずれも絶妙としか言いようがない。これが同じような国民的アニメの「ドラえもん」ではこうは上手くハマらない気がする。ドラえもんだと何となくそれらしき話があったりするから。やはりサザエさんなのだ。広い世代のあらゆる人の記憶の中で全く歳をとってない磯野家の人々。この25年後という設定はそれだけで設定の面白さが際立ち、かつ興味をそそる。加えて25年後という設定は、商品のメインターゲットを意識した設定のはず。この年代の設定によってあのキャスティングの妙が生まれ、しかも明確な購買層への訴求にも繋がる。このCMの今後が楽しみ。
ところで、現在好感度No.1のCMをご存知だろうか?現在好感度No.1に選ばれているのはソフトバンクの白戸家のCMらしい。この大人グリコとソフトバンクの二つのCM、何となく共通点を感じるのだがどうだろうか。
・奇抜で面白いメンバー設定
・CMの舞台設定が家族
・シリーズもの
あのCMをベンチマークしたんだろうか(笑)?と勝手に妄想してしまうのだが・・・。25年後の磯野家は、犬のお父さん・黒人のお兄ちゃんの設定に匹敵する。むしろ設定の浸透に時間がかからない分、磯野家の方が良いかもしれない。最近、犬のお父さんのソルボンヌ大学留学歴が発覚したり、黒人のお兄ちゃんは恋人にプロポーズしてフラれたりしていたが、大人グリコのCMの今後の課題は、そういった興味を引くストーリーを出し続ける事ができるかどうかという事かもしれない。初回のCMがいきなり法事に集まったという設定のCMだけに、今後もしばらくは期待出来そう。何とか尻すぼみにならないで面白いストーリーを展開していって欲しい。カツオが花沢さん(森三中の大島嬢とか(笑))と結婚して、花沢不動産にいたりとか。でも、今のキャンスティングだとこの先も二の線を貫きそうな感じがする・・・。それではせっかくの話題性がフェードアウトしてしまいそう。
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老婆が赤ちゃんを抱いているCM。BGMは森山直太郎。老婆の肌と赤ちゃんの肌の対比にハッとさせられる医療専門学校のCM。人は生まれる時、死ぬ時、医療のお世話になる。これだけ肌の質が変わるぐらい長い時間を経る間、幾たびもお世話になるのが医療。そこを仕事場にする勉強をするのはどうでしょう?ということをこの映像だけで端的に暗示している非常に分かり易いCMのように思う。
ところで、このCMで流れている森山直太郎の曲「生きてることが辛いなら」、声を聞いただけで彼の曲だと分かるのだが、どうも最近歌詞が話題になっているらしい。CMで流れているのは、
「生きてることが辛いなら、嫌になるまで生きるがいい」
の一節。しかし、どうも話題になっているのは
「生きてることが辛いなら、いっそ小さく死ねばいい」
の一説。確かに、ドキッとするフレーズだが、コンビニで店内放送自粛とかいう話も出ているのだから、ちょっとこの反応はキチガイじみてる。過剰反応も甚だしい気がする。自殺を助長するとか・・・、本気でそんな事考えてるのだろうか。歌詞の一部だけを取り出して全体を見ていないこんな話。この歌の意味をミスリードしているとしか思えない。また、これを過剰に報道するマスコミも変・・・。そして、これをこうしてここに書いてる私もやっぱり変・・・???
![sogo_sample.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/d866fd0569b5951a6fb9144251a057b0/1219489443?w=350&h=160)
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北京オリンピックの中継を見ていると、やたらと目にしたのが旭硝子「AGC」のCM。目にするというより耳にしたと言うべきか。ジャクソン5の歌の替え歌だが、中国語で子供が歌っている。なぜそんなに印象に残ったのかというと、どうしても映像を見ずに耳にすると「ECCジュニア」のCMかと思ってしまう・・・(苦笑)
同じ曲、しかも子供が歌っているという共通点があるからだろうか。しかし、この曲がこれほど自分の中でECCのCMに結びついてるとは思わなかった。これほど刷り込まれているとは。もしかして、それも狙いだったりして!?まぁ、ただ単にABCとAGCをかけただけだろうが・・・。なんとなく音楽が与える影響を考えざるをえない機会になった。
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