そう、これは②。
1年以上前に同じタイトルで書いた。
久々のブログ更新でこういうのもどうかと思うがw。
i-modeの評価について、最近ツイッター上で
夏野氏と孫氏の話が見えたので、自分の中で
この件について、再構築してみた。
i-modeがガラパゴス化を助長したというのは
その一面はあると今も思っている。
だがそれは、その成功の上に胡坐をかいたがゆえだった
のではないか、と思わずにはいられない。
i-modeが出た当時、それがインフラ面、コスト面、
技術面を考えてみても、最適解だったというのは
前回のエントリー時にも思っていた。
付け加えるなら、あの世界は日本人にとっては当たり前だが、
やはり一般には革新的だったに違いない。
だが、そうだからゆえに次への目を曇らせた。
それを想像した訳ではない人間たちにとっては特に。
じゃあ、それが10年後も最適解かというと
ネットの世界でそれはやはり怠慢すぎる気がする。
10年はあの世界ではあまりにも長い・・・。
あの単純な世界の後にi-Phoneの世界を見せられたら、
やはりそれはもう隔世の感なのは当然であろう。
今、日本の端末メーカーは瀕死の状態。
これを端末メーカーだけに責任を求めるはどうか。
端末メーカーで次世代のネット環境は提案出来たのか。
その雰囲気が移動通信業界にあったのか。
キャリア側にそれを聞くだけの度量があったのか。
またそれを理解出来るだけの人間が決定者だったのか。
今まで儲けた金を、そんな「次」への視点へ投資してこなかった
事のツケが、今回ってきてるんじゃないだろうか。
そんな気がしてならない。
なぜ、守りに入ったのか・・・。
もう日本製の端末は、ガラパゴスどころか、
絶滅危惧種になっている。
「コンビニ店長のためのPOP駆け込み寺」
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