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イテこます!ブログ雑記帳

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2008.09.27 Sat 「 小売業が考えるべき方向雑談
 毒入りのギョーザが出回り、表示と違う原料が使われた加工食品が出回り、カビの生えたお米が出回り、樹脂の入った牛乳が出回る。もう食品に関して言えば、懐疑と欺瞞が渦巻いている。勿論行政は大いに関与すべであろうが、ここにビジネスチャンスを感じる小売チェーンはないのだろうか?

今、消費者から聞かれるのが「もう何を買ったら良いか分からない」という声。ここに安心を与える形の業態店が創造されても良いような気がする。それでなくてもPB開発華やかなりし昨今、製販一体となった安心のロイヤリティーが付加された商品の開発を行っていくのもひとつの方向性である気がする。それを店内の点ではなく、店内全体で。あるいはPBの開発が困難であれば買い付けの段階で徹底した調査で。それだけで十分な集客力が生まれる気がする。

バイヤーとは仕入れ責任者と訳される。それは何も価格交渉だけが仕事ではない。製造現場にも出向きどういった商品であるかを理解した上で仕入れるかどうかを判断する重要な仕事。だが、このバイヤーというのがどうもチェーン内で重要視されていない状況が見受けられる。広範囲の仕入れを担当したり、1年と担当していなかったり、新卒1年目の人間であったり・・・。単に価格交渉とリベート要求するだけの役割に成り下がっている。あとは商品クレームの処理だけ。これでは責任感を伴った仕事は望むべくもない。上記のような仕入れの責任が高い店舗形態など恐らく無理であろう。

恐らく大手チェーンとは一線を画した形である程度そういった事を目指している店は存在しているように思う。それを大手チェーンが取り入れられない理由は、上記のようなバイヤーの状況もあるだろうが、そこに至る前提としてそれには高いコストがかかるというのがあるように思う。ここにコストを掛ける意識が著しく欠けている。全くないと言っても過言ではない。そこを価格転嫁したところで、消費者は安心を買うと思うのだが・・・。

あまりにも低価格で集客するのに慣れすぎているような気がする。それはあまりにも消費者をバカにしている態度だとも言える。安けりゃ買うんだろ?今、全ての消費者はそう言われてる。もっと賢くならなくては。




「コンビニ店長のためのPOP駆け込み寺」
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2008.09.22 Mon 「 就職氷河期世代の憂鬱雑談
 今、一番仕事量と給与のバランスが取れていないのがこの30代の就職氷河期世代ではないだろうか。一番使いやすい世代。仕事が分かっていて且つ安い給与で使う事が出来る。体力もある。同世代の採用数が多くないために負担する仕事は他世代と比べてもいや増しているはず。だが企業が効率を考えた場合、この世代に仕事を集中させるのは必然性があるように思う。使い減りが少なく、それなりに仕事をこなすことが出来、仕事を得る事の厳しさを知っているから、ある程度従順だからだ。

この世代は厳しい就職活動を切り抜けてきた。仕事に対する意欲は売り手市場の今の就職活動期を経て入ってきた人間と比べても一段と高いと思われる。周りで就職したくても出来なかった人間の姿を目の当たりにしてきたからだ。しかしその一方でその厳しさを切り抜けてきたがゆえに自負心が他の世代に比べて強い気がする。

今、恐らくこの世代は深い悩みの中にいる。仕事は増える。責任感は増す。家族が増え、出費が増える。しかし給与が思うように増えない。そして何よりも気がかりなのは、自らの上と下の世代を見て仕事に対する意欲が削がれている。ただ何となく入ってきた下の世代の仕事に対する姿勢に疑問を感じ、20年前そういった状況で入ってきた世代の仕事ぶりを見て、自分との給与差と仕事量の差に疑問を感じる。

経営者側はこの世代の人間に、今後特に注意を払うべきだと思う。少なくとも成果主義の名の下に採用されてきた最初の世代といって良いこの世代は、それにそぐわない状況には強い不満を感じているはず。例えば、20代世代とあまり変わらない給与であったり、上の世代にたくさんいる、結局は年功序列的に厚遇されているバブル入社組であったり・・・。ここへの注意を怠れば、唐突にこの世代の人間は転職という形で牙を向く。何故ならこの世代は、生涯一職ではない、終身雇用が崩れてしまった仕事観を持つ最初の世代でもあるのだから。




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2008.09.18 Thu 「 色を知覚する事について考えてみた雑談

トマトは赤いというのは正しい。これは誰しもが認識している事であるが、トマトを見て感じる色が人類全てにとって同じ色であるというのは誰が確認したのだろうか・・・。何故トマトの出す色が「赤」かと言えば、人は後天的にこの色は「赤」だと教えられたから。全ての人にとって、色の知覚が先で、そこに名前が後で付く。

色とは物体表面における光の反射具合によって分かれるもの。一部の波長のみ吸収するから他の色が混ざって色が出来、全反射すれば「白」、全吸収すれば「黒」という訳。光が無ければ色は知覚できないのだから、よく考えてみれば分かる。絵の具にしろ何にしろ、その波長の光以外を反射しない物質であるというだけで、それそのものに色が付いているというのとはちょっと違う気がする。

話がちょっと反れたが、例えばA氏とB氏の二人がいて、これらの人が生まれて初めてみたトマトの色を、色の名前を教えられる前に最初に知覚したレベルで比較することは到底出来ない。だがもし比較することが出来たとしたならば、それは必ずしも一致しないのではないかという気がする。

色とは光だ。目にその光が入ってきて、網膜で感知し脳でそれを識別する。あくまで脳の中での話に過ぎない。言ってしまえば脳の匙加減ひとつ。個々の人間すべてにとってこれが全て共通しているはずがあるだろうか・・・。例えば、他人との間で色の認識に齟齬が生じたことはないだろうか?例えば、街中で「これはちょっと・・・」という配色で服をコーディネートしている人を見かけた事はないだろうか?

知覚し脳で識別した時点では、ある人にとって「赤」と認識している色が、ある人にとっては「ピンク」である可能性は否定出来ない。何故ならその色に付いた名前は後で教えられたもので、人はそれで色の違いの認識しているだけなのだから。見えているものが言葉という記号に置き換えられた瞬間、それは脳の中では情報として整理されているのかもしれないけれど、何故か感覚的なものを置き去りにしてしまっている気がする・・・。

あなたにとって今見えているトマトの色という知覚は、他の人にとってみれば林家ぺーの服の色の知覚とイコールかもしれない。だがそれはあなたにとっては「ピンク」という知覚であったのかもしれないけれど、お互いにその色は赤であるという認識しかないので、このギャップを埋める時は永遠に来ないし、その認識の違いを埋める術もない。これは色に限ったことではないのだろうけれど、そうして考えると人間の知覚ってちょっと面白い。



 

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2008.09.16 Tue 「 ampmのこと雑談
都市部にしかないため、馴染みの薄い人も多いかもしれないampm。近頃再度の身売り話が出ている。展開が都市部に集中しているため都会的イメージを持っている人も多いはずだが、システム的には実はそれほど進んだものを使っておらず、業界で最後発のチェーンゆえの弱みも見え隠れする。

銀行ATMを最初に店内に設置したのはampm。電子マネーを店頭で初めて大々的に使い始めたのもampm。冷凍のお弁当など他チェーンにはない特色も多い。そういう意味では面白い取り組みをこれまで行ってきている。だが、ここに到って致命的だったのは、利益を上げる力が不足しているということ。恐らく構造的に利益を生みにくい体質になってしまっているのだろう。都心に多いということは、賃料という固定費が嵩む事を意味している訳だから、この1点を考えてみても分かる。

淘汰の時代が見え始めている。フランチャイズという形態上、身売り即買収の動きにはなかなか繋がってこないのが実情のようだが、確実にその時代はすぐそこまで来ている。セブンイレブンの一人勝ち、店舗の飽和状態・・・。コンビニを取り巻く環境は日一日と厳しさを増す。微力だが、皆さんの店舗の売り上げ向上のお手伝いを出来ればと思う。と同時に皆さんも自らが出来ることを今一度見直してはどうだろうか?チェーン本部に寄りかかった経営では、いずれチェーンと運命を共にするしか先がなくなる・・・。





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つづきはこちら
2008.09.14 Sun 「 「テレビで言っていたから」のまやかし雑談
 「え~、だってテレビで言ってたもん」

電車で聞こえてきた高校生の言葉。歳が若くなるほど、この傾向は強くなるような気がする。テレビの言うことは正しい、これほど愚かな妄信は無い。だが、それだけ影響力が強いのも事実。

テレビは嘘をつく。それも平気で。軽々しく。無節操に。

新聞はテレビより権威があるように振舞っているが、新聞もまた嘘をつく。表立って嘘ではなくても、報じない、隠すことによって、不作為的に嘘をつく。



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