都市部にしかないため、馴染みの薄い人も多いかもしれないampm。近頃再度の身売り話が出ている。展開が都市部に集中しているため都会的イメージを持っている人も多いはずだが、システム的には実はそれほど進んだものを使っておらず、業界で最後発のチェーンゆえの弱みも見え隠れする。
銀行ATMを最初に店内に設置したのはampm。電子マネーを店頭で初めて大々的に使い始めたのもampm。冷凍のお弁当など他チェーンにはない特色も多い。そういう意味では面白い取り組みをこれまで行ってきている。だが、ここに到って致命的だったのは、利益を上げる力が不足しているということ。恐らく構造的に利益を生みにくい体質になってしまっているのだろう。都心に多いということは、賃料という固定費が嵩む事を意味している訳だから、この1点を考えてみても分かる。
淘汰の時代が見え始めている。フランチャイズという形態上、身売り即買収の動きにはなかなか繋がってこないのが実情のようだが、確実にその時代はすぐそこまで来ている。セブンイレブンの一人勝ち、店舗の飽和状態・・・。コンビニを取り巻く環境は日一日と厳しさを増す。微力だが、皆さんの店舗の売り上げ向上のお手伝いを出来ればと思う。と同時に皆さんも自らが出来ることを今一度見直してはどうだろうか?チェーン本部に寄りかかった経営では、いずれチェーンと運命を共にするしか先がなくなる・・・。
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