楽天の本拠地の球場の名前をご存知だろうか?「Kスタ宮城」略さとれて呼ばれている事が多いが「クリネックススタジアム宮城」が正式名称。せっかくネーミングライツ買ってるのに、肝心のテレビで略されて呼ばれたら、価値が半減している気がする。
いつからだろうか・・・、ネーミングライツが一般的に売られるようになったのは・・・。インボイス西部ドーム、ヤフーBBスタジアム、スカイマークスタジアム、新旧色々他の球場は一般的に呼ばれているのに、クリネックスだけが何故か可哀相な状況・・・。ただ確かにこの名前を売るという方法は理にかなっている。あれだけ名前の露出があれば、それに金を払う価値は十分にある。
広告は、あらゆるものの価値を変える。グーグルは広告収入をベースにあれだけのサービスを無料で提供している。もっと違ったもので言えば、裏面が全面広告の無料コピーや、裏面に広告が入る無料DPE、飲食店用の広告入り無料紙ナプキンなんてのもあるらしい。最近では、自家用車のボディーに広告掲載して収入を得られるサービスを展開している企業の話も出だした。求人情報誌は無料が当たり前になったし、R25なんて無料雑誌はいつも品切れ状態。ホットペッパーも今や当たり前になった面白いサービス。全て広告収入が元になっている。だが、無料漫画誌はコケたのを考えると、必ずしも広告を使った無料を無闇に礼賛する訳にはいかない。
広告に頼ったビジネスモデルはこれからも増える傾向にあるように思う。よく考えれば民放も元々広告を使った無料のビジネス。だがこれからは、マスコミだけがそれを独占することは出来ない。今後はこれまで広告を使う事など思いもつかなかったようなビジネスが生まれてくるように思う。どこに広告的価値を見出すか、何に広告的価値を見出すか、そしてそれがこれまでと違う切り口で見出す事が出来れば、新たなビジネスが創造できそうな気がする。ただ、いつまでも広告に頼ったビジネスが成立しつづけるとは思えないが・・・。
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