昨日、出張で早朝の新幹線に飛び乗った。
その時に騒がしい一団にエスカレーターを阻まれて
危うく乗りそびれるとこだった。
恐らく仕事をリタイヤした年齢層の方々の優雅な旅行と思しき集団・・・。
それを見て、とても空しく暗澹たる気持ちになった。
なんだろう、このやるせなさは。
明らかに社会構造が公平性を欠いている。
人口構成から考えて、団塊の世代前後がマジョリティーになっていて
その世代が一番優遇される社会になっている。
団塊ジュニア世代以下は、もっとそれを意識して断固この世代と
戦っていくべきだと思う。
彼らを見ていると、今の日本を作った、という誇りが違う方向に
出ている気がする。
だから、社会に支えて貰って当然なのだ
と。
今の社会を現役で担っている世代は、あなた方程苦労していない
とでも言うのだろうか?
少なくとも今の現役世代は、あなた方世代の負の遺産も含めて
社会と、世界と、戦っていく必要があるのに。
反省もなくのうのうと遊んで暮らされては、モチベーションに著しく
支障をきたすと考えるのは私だけだろうか?
かつてあの世代が夢見た老後の生活を現役世代の負担をベースに
無理やり実現しようとするのは間違っていると思う。
現実はそこまで余裕は無い。
現役世代にも、今の企業にも、この国にさえも。
もっとドラスティックな構造の変化が求められる気がする。
もっとこの国の現実に即した形で。
あぁ、愚痴っぽい・・・。ついあんなのを見せられてイラっときた(苦笑)
「コンビニ店長のためのPOP駆け込み寺」
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車好きなので、どうしてもトヨタの一連のリコール報道は
気になっているのだが、どうしても加熱しすぎの気がする・・・。
普段から報道が偏った方向に流れている時には、頭の中で
シグナルが鳴るように気をつけているが、今回はこの報道で
違和感を感じた。
何ゆえこれだけの報道・・・?
アメリカの情報の流れ方は、明らかにナショナリズムに起因する
ところがあるように感じられるだけに、あまり良い方向の流れでは
無いような気がするものの、まだその部分があるだけにあれだけ
偏向してしまうのも理解出来なくもない。
(勿論それを肯定してしまう訳ではないが。)
では、なんで日本のマスコミはこんなに総バッシング状態なのだろうか?
全く理解出来ない。
プリウスの話などは、ちょっと過敏すぎる気がしないでもない。
(以前プリウスを所有していたが、回生ブレーキが入っている以上、通常の
車のブレーキとは明らかに違う効き方をするのは事実)
今までは大スポンサー様なので、顔色伺いながらしか報道が出来なかったのを
ここぞとばかりに囃し立てているのかと訝ってしまう・・・。
ちなみにここ最近でもホンダもリコールを出しているし、同じくフォードもリコールを
出しているが(しかもアメリカで)、トヨタのような情報の出方ではない。
明らかにバランスを欠いているような気がする。
別にトヨタを完全擁護する気は無いが、もうちょっと報道にはバランスが欲しい・・・。
何か今の状態だと、「欠陥商品作って、知らん顔して、死者まで出した悪徳企業」
というめちゃくちゃ偏ったイメージだけが伝わっている気がする。
っていうか、アメリカの雰囲気の尻馬に乗って、わっしょいわっしょいやってるだけ
っていうのだけはヤメて欲しい・・・。悲しすぎる・・・。
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やってる事は痛快に見るかもしれないけれど、
もう完全にマスコミは間違った踊り方をしてる気がする。
同じ踊るなら、もうちょっとマシな踊り方をして欲しい・・・。
もうちょっと根本的な見方が出来ないんだろうか。
たかが3兆円を削ってみたところで、
ほんと問題の解決には程遠い・・・。
ここは削減、とか、これは廃止、とか
そんなレベルじゃないよ、日本の財政って。
税制とか官僚機構とか年金とか
メス入れるとこは他にあるんじゃなかろうか。
ずる賢い誰かさんに議論をミクロにミクロに追いやられて、
肝心な部分の議論が後回しになってやしないだろうか。
矮小化された話にすりかえられて、それで何かをやった気に
なってやしないだろうか。
みんな真面目にやってるだけに、余計に見てると辛くなる・・・。
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今日は今まで以上に戯言の範囲の話。
総選挙で第一党になった民主党。
今の微妙な世論の空気感を読み違えると
かなり危ない気がする・・・。
明らかに世論は民主党に傾いた。
でも、これは勝利とは少し違う気がする・・・。
確かに数の論理の上では勝利には違いない。
しかし国民の側は選挙的に、もしくは世論的には、
勝たせたつもりが無い。
だから選挙後すぐなのに、個々の政策の支持率を見ると
驚くほど低い。
「俺達は国民の信任を得た」
間違えてもこう思ってはいけない気がする。
だって国民は信任を与えていないのは明らかだから。
ここを誤解して、変に外交や安全保障、環境政策などで
極端な方向に進むと、とんでもなく混乱するような危うさがある。
勝たせたつもりがない国民 ⇔ 勝ったつもりの民主党
この先こんな構図が見えてきた時、この国は大きなジレンマに
陥る気がする。
自分達は消去法の結果なのだ、と。
アンチ自民政治の結果なのだ、と。
理解して進んで欲しい気がする。
国民はそんな危うさも飲み込んで、それでもシーソーを反対に傾けたのだから。
錆付いてしまわないために。油を差すために。
本来のシーソーにするために。
マニフェストに固執する必要はない、現実路線で構わない、
ただ方向性さえしっかりしていれば。
そんな本音が見え隠れする今の空気感。
見極めて欲しい・・・。
これからもシーソーを動かすために。
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何となく・・・、あと何年か後に今年を振り返った時、
コンビニ業界にとって間違いなく転換期だったなぁと
思えるような年に今年はなっているのではないだろうか。
ローソンのampm買収提案と破談
セブンイレブンの値引き販売受け入れ
ampmは伊藤忠グループと接触
ローソンとマツモトキヨシの提携
等、ここ最近話題に事欠かない。
上位社の動きが激しいのは、それだけ市場の変化が激しいから。
規制緩和と激変の時代に晒されている。
そんな中でセブンイレブンのオーナー諸氏が訴訟づいているのが気になる・・・。
本部とオーナーが対立して何が得られるのやら・・・。
長い目で見て・・・、自分自身の首を絞めているのに気付いていないのだろうか。
自分で商売を始める以上、全てを理解した上で自己責任で行うべき。
それが出来ないならそもそもオーナーをやる事自体無謀としか思えない。
それ以前に理解出来ないなら、手を出さないのが本来あるべき姿のような気がするのだが・・・。
その一方で、ローソン・マツキヨの話は、新しい芽を感じる。
これまでの延長線上(セブンイレブンの模倣)に無い形の新しい小売の形態が
生まれる可能性があるようにも感じる。
いずれにしても市場は飽和状態。
そんな中でオーナー諸氏は不満を溜め込み、それでも本部はそれを認識しながらも
企業として成長の余地を探る。
面白いなぁ・・・。ますます目が離せない。
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