今日は今まで以上に戯言の範囲の話。
総選挙で第一党になった民主党。
今の微妙な世論の空気感を読み違えると
かなり危ない気がする・・・。
明らかに世論は民主党に傾いた。
でも、これは勝利とは少し違う気がする・・・。
確かに数の論理の上では勝利には違いない。
しかし国民の側は選挙的に、もしくは世論的には、
勝たせたつもりが無い。
だから選挙後すぐなのに、個々の政策の支持率を見ると
驚くほど低い。
「俺達は国民の信任を得た」
間違えてもこう思ってはいけない気がする。
だって国民は信任を与えていないのは明らかだから。
ここを誤解して、変に外交や安全保障、環境政策などで
極端な方向に進むと、とんでもなく混乱するような危うさがある。
勝たせたつもりがない国民 ⇔ 勝ったつもりの民主党
この先こんな構図が見えてきた時、この国は大きなジレンマに
陥る気がする。
自分達は消去法の結果なのだ、と。
アンチ自民政治の結果なのだ、と。
理解して進んで欲しい気がする。
国民はそんな危うさも飲み込んで、それでもシーソーを反対に傾けたのだから。
錆付いてしまわないために。油を差すために。
本来のシーソーにするために。
マニフェストに固執する必要はない、現実路線で構わない、
ただ方向性さえしっかりしていれば。
そんな本音が見え隠れする今の空気感。
見極めて欲しい・・・。
これからもシーソーを動かすために。
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