今朝、突然の雨に降られた。慌ててコンビニで500円程度の傘を買った。すぐに雨は止んだ。帰りに電車の中で傘を忘れた。私の中でこの傘は一生を終えた。儚くもわずか一日で。電車に傘を忘れるのもアホな話なのだが・・・。
普段、傘を持ち歩くのが嫌いだ。傘を持ち歩く行為、そのものにとても負担を感じる。他の人がどう感じているかは分からないが、使用する時間の短さのわりに、手を拘束され続け、かつ濡れれば更に持ち歩きにくく、とても不愉快だ。勿論、濡れないためには必要不可欠なのだが、よくこれだけの不便な状況をみんな疑問に思わないなぁ、と不思議に思わないではいられない。
傘を使う機会が訪れる度にいつも思わされているのだが、傘というものはその基本的な構造自体が十年一日のごとく変わっていないのではないだろうか?。柄があり骨があり、布が張られている。十年一日どころか100年単位でほとんど変わっていないような気がする。果たしてこれは本当に最適解としての最終型なのか、それとも単なる世の中の技術的怠慢なだけなのか・・・。(濡れて歩けば良いのだが、それでは自分が良くても周りに迷惑をかけてしまう)
傘の「不」
・持ち歩くのに嵩張って不便(例え折りたたみであっても)
・濡れれば水を含み更に不便、不愉快(折りたたみなら尚更、カバンにも入れられず不便)
・使う時、持ち歩く時、片手を拘束され続け不便
・不使用時かつ手に持つ必要がない時(着座時など)置き場所に困り不便
布も骨組みもない傘が存在すれば、少し高くても売れる気がする。スターウォーズのビームサーベルのように柄の部分だけ。全く技術的な裏づけ無しに書いているので、空疎な空想に過ぎないのだが・・・。ただ、例えば骨組みが無ければ、丸めることもできる。布が無ければ、水を含む不愉快は解消できる。降ってくる水を避けるのに骨組みと布を使うのが本当に最適なのか・・・。傘という形が生まれてからこれだけの技術的革新があったというのに。とても疑問・・・。
だがしかし、実際のところこういう遅々とした進歩しか出来ない状況の裏には、恐らく前提として傘があまりにも安すぎる事がその因となっているのではないだろうか。捨てても惜しくない、落としても惜しくない、置き忘れても惜しくない、今の傘は残念ながらそんな価格設定になっている(最近、自転車もそうなっているような気がするが・・・)。
大量生産、大量消費の名残。どこかでその転換点が出てきて欲しい。安すぎる傘が世の中から駆逐されるような転換点が。それが来なければいつまで経っても不愉快な傘のまま使い続けなければならない・・・。
例えば傘を公共でシェアするのは不可能だろうか・・・?何人も傘を個人で所有せず、公共財とする。町の到るところに傘は存在し、使いたい時に使い、使い終えればそこに置いていく。全ての人がそうすれば、意外と傘はお金と同じように上手く回転しないか?・・・・・。アホくさ・・・、どこにそんなスペースがあるんやら。自分で書いておきながら、あまりのアホさ加減に苦笑い。
あぁ、傘よ、もっと「不」を解消してくれ!
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最近、おでん・ハロウィーンで検索してくる人が多い。皆さん、やっぱりタイムリーなもので検索してくる。当たり前か・・・。今後追加すべきカテゴリーは、おでん、中華まん、ハロウィーン、ボジョレーヌーヴォーあたりかな。
(宿題)
1、ランキングPOP
2、おでんPOP
3、中華まんPOP
4、ハロウィーンPOP
5、ボジョレーヌーヴォーPOP
各カテゴリへの追加が宿題。どんどん、溜まっていくなぁ・・・。
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先週のニュース映像、ドイツハンブルグで高く吊り下げられたコンテナから人が次々に川に飛び込むスポーツ映像が流れていた。地上30m、高飛び込みのごとく綺麗に人が川に飛び込んでいく不思議なスポーツ。この飛び込み台になったコンテナや川面に浮かんでいた浮きに書かれていたのがレッドブル。少し前から日本でも発売されている「エナジードリンク」なる栄養ドリンクで、オーストリアの会社が作っている。
「レッドブル翼をさずける~♪」というキャッチフレーズと共に流れた不思議なアニメ映像のCM。あまり商品が前面に出ないCMで、これ何のCM?と最初思わされたのを覚えているが、このレッドブル実は世界的に売れているドリンクで、それもその広告戦略の巧みさで評価が高い。その成り立ちも実に不思議。
もともとタイにあった栄養ドリンクのブランドがレッドブル、これをオーストリアの実業家マテシッツ氏がタイ以外での商標権を獲得、スポーツへの積極的なスポンサー提供による巧みなブランディング戦略で世界一の栄養ドリンクとなっている。マテシッツ氏は日本のリポビタンD(オロナミンだったかも・・・)に影響を受けたとも言われている。F1チームのレッドブルやガンバ大阪の宮本選手が所属したことでも知られるオーストリアのレッドブル・ザルツブルグ、日本での知名度は低いが欧米では人気の高い「エアレース」の主催者でもある。こういったメジャースポーツだけでなく、今回目についた飛び込みまで実に上手い形でブランドを露出させている。
栄養ドリンク市場というのはもともとヨーロッパにはまったく無かったそうだ。その一方で日本を含むアジア地域ではかなりの広がりのある市場になっていて、それを見てこれはいけると思ったらしい。もちろん、上述したようにブランディングの巧みさが際立ってもいるのだが、アジアの会社はミスミス莫大なチャンスを逃してしまったようにも思う。レッドブルは今やとてつもない大企業なのだから。
ここで余談だが、レッドブルはカフェイン含有量が高いドリンクとしても知られている。今、市場でもカフェイン含有量の多いドリンクはとてもホットな話題。最近の働く人々は、ストレス過多、睡眠不足などによりカフェイン摂取をしないことには仕事に集中できないそうだ(かく言う私も最近コーヒーが欠かせない・・・)。売場作りの際、この辺りを意識してお作りになってはどうだろうか?私もPOPを作らねば。
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いつの間にやら訪問者が40000人を突破していた模様です・・・。
開設から約3年半。あまり早い歩みではありませんが(笑)
皆様に支えられてここまで来れたことに感謝しております。
ありがとうございます。
ふらっと入った店に自分が作ったPOPが付いていたという経験はまだありませんが^^;
そんな日が来ることを信じてこれからもゆっくり頑張っていきます。
引き続きご支援、宜しくお願いします。
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北京オリンピックが終了した。とても楽しめた。結果の出た競技、出なかった競技、どれも楽しめた。残念な結果に終わったものも多々あるが、それも含めてのスポーツだと思う。北島康介選手や朝原宣治選手の姿は見ていてとても清清しく、感動を貰った。ほんと良かったなぁと思わされた。その一方で、結果の出なかった競技も数多くあるのも事実。メダリストを持ち上げるだけ持ち上げる、マスコミの偏重報道に対する違和感はここでは置いておくとして、野球を始め結果が出せなかったものに対して、批判の声がネット中心にとても多く上がっているのを見るととても違和感を感じ、悲しくなる。
これを言うと考え方が甘いとの批判があるのだろうが、出る事が既に素晴らしいと思う。なぜもっと気負いを取り去る形で送り出せないのか・・・。日本の選手を見ているともう言いようのない悲壮感が漂っているように感じる。ある意味戦場に赴く兵士の様相・・・。曰く、それぐらいの気概がないとオリンピックでは勝てない!とのことだろうが、正直なところ選手には有難迷惑な話だろう。日本代表じゃなくオリンピックに出場すれば結果を残せた選手がどれだけいただろうかと思う。スポンサーの問題、練習環境の問題などなど、日本国の恩恵を受けながらスポーツに勤しんでいるのだから、日本代表として行くのは当然といえば当然かもしれない。だがそんなもの、周りからあれこれ言われなくても本人は既に自覚しているはず。「余計なプレッシャーかけんなよ。言われなくても分かってるよ」ってところじゃないだろうか。
結果を残せているのは、プレッシャーを力に変えることができる、強靭な精神力の持ち主、もしくはプレッシャーをプレッシャーと感じずプレー出来る素晴らしい精神力の持ち主。大多数の日本人の平均的な精神力はここに当てはまらない気がする。そして大多数の日本代表選手もまた然りなのではないだろうか。普段は勿論一個人として競技を行っているのだから、その普段と同じ精神状態でプレーをさせてあげたい、そう思わずにはいられない。そこで結果を出せているだけでも既に凡人以上のものを持ち合わせているのだから。でも、これまた多くの日本人的感覚として、勝手に空気を読んで、勝手に期待を背負い込んでしまうかも・・・。精神構造の問題なのだろうか・・・。
むしろ本人の名誉欲のために結果を残そうとしても構わないのではないか?と思う。国はそれに乗っかって国威発揚をし、日本を世界にアピールすれば良い。勝手に乗っかるのだから、国が支援するのは当然。大選手団を送り込んでる時点で、世界に対して日本を十分アピール出来ている。日本は旗手=全代表選手というような国ではないのだから。今のように上から押さえつけ、期待を掛け過ぎるぐらいに掛けながら作るチームジャパンにするのではなくて、もっと創発的に個々の意志や努力が自然と同じ方向になるチームジャパンを形成できないだろうか。結果はやはり前もって期待するものではなく、出てきた形でしかないのだから・・・。本国に戻ってきてからある意味裁判があるスポーツなんて、スポーツの在り方としてどうかしてる。もっと頑張った選手達に賛辞を!
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