昔、小さい自転車の空気入れみたいなものでタンクの空気を圧縮させて、
その吹き出る圧力を利用してピストンを動かして走る車のおもちゃを持っていた。
それをでっかくすれば人も乗れるんじゃ・・・、っていうのを真面目に
している会社をかなり以前から注目しているが、まったくと言っていい程、
具体的な量産のニュースが聞こえてこない。
http://www.mdi.lu/english/
(まぁこの会社自体は量産してくれる会社にライセンスを売るだけなんだが・・・)
インドのタタ自動車が(ジャガー買収とナノの生産で有名になった)、
ライセンスを買ったらしいのだが、これも動きは見えない・・・。
安全性の問題とかがクリア出来ないのかなぁ、とも思うのだが、
どうもこれだけ動きが見えず、また大手の自動車会社が興味を示さない所を見ると、
問題が別のところにあるような気もする・・・。
ひとつ指摘としてあるのが、結局効率が悪いというもの。
空気の圧縮に電気を使う場合、その電気をバッテリーに蓄電してモーターを回す方が
空気をタンクに圧縮して使うよりも、エネルギー効率が良いらしい。
元々エコな視点がベースにあるだけに、そこが効率悪ければ、具現化の意味は無い。
個人的には高圧タンクの安全性は気になるところではあるが・・・。
恐らくとんでもなく圧を高めた空気が収まっているタンクだろうから、
それが何らかの拍子で破れたりしたら、どうなるか想像もつかない。
そんな事言いながら、普段はすごーく燃えやすい油を背中のタンクに積みながら、
車を走らせている訳だけど・・・。
空気で走るって発想はとても面白いと思うんだが・・・。
何とか世に出てこないもんだろうか。
バッテリーとか廃棄する時にとっても環境に負荷がかかるようにも思うだけに
タンクと空気っていうのは魅力的にも感じるのだが。
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