今日は今まで以上に戯言の範囲の話。
総選挙で第一党になった民主党。
今の微妙な世論の空気感を読み違えると
かなり危ない気がする・・・。
明らかに世論は民主党に傾いた。
でも、これは勝利とは少し違う気がする・・・。
確かに数の論理の上では勝利には違いない。
しかし国民の側は選挙的に、もしくは世論的には、
勝たせたつもりが無い。
だから選挙後すぐなのに、個々の政策の支持率を見ると
驚くほど低い。
「俺達は国民の信任を得た」
間違えてもこう思ってはいけない気がする。
だって国民は信任を与えていないのは明らかだから。
ここを誤解して、変に外交や安全保障、環境政策などで
極端な方向に進むと、とんでもなく混乱するような危うさがある。
勝たせたつもりがない国民 ⇔ 勝ったつもりの民主党
この先こんな構図が見えてきた時、この国は大きなジレンマに
陥る気がする。
自分達は消去法の結果なのだ、と。
アンチ自民政治の結果なのだ、と。
理解して進んで欲しい気がする。
国民はそんな危うさも飲み込んで、それでもシーソーを反対に傾けたのだから。
錆付いてしまわないために。油を差すために。
本来のシーソーにするために。
マニフェストに固執する必要はない、現実路線で構わない、
ただ方向性さえしっかりしていれば。
そんな本音が見え隠れする今の空気感。
見極めて欲しい・・・。
これからもシーソーを動かすために。
「コンビニ店長のためのPOP駆け込み寺」
http://itecommerce.nakamauchi.com
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何となく・・・、あと何年か後に今年を振り返った時、
コンビニ業界にとって間違いなく転換期だったなぁと
思えるような年に今年はなっているのではないだろうか。
ローソンのampm買収提案と破談
セブンイレブンの値引き販売受け入れ
ampmは伊藤忠グループと接触
ローソンとマツモトキヨシの提携
等、ここ最近話題に事欠かない。
上位社の動きが激しいのは、それだけ市場の変化が激しいから。
規制緩和と激変の時代に晒されている。
そんな中でセブンイレブンのオーナー諸氏が訴訟づいているのが気になる・・・。
本部とオーナーが対立して何が得られるのやら・・・。
長い目で見て・・・、自分自身の首を絞めているのに気付いていないのだろうか。
自分で商売を始める以上、全てを理解した上で自己責任で行うべき。
それが出来ないならそもそもオーナーをやる事自体無謀としか思えない。
それ以前に理解出来ないなら、手を出さないのが本来あるべき姿のような気がするのだが・・・。
その一方で、ローソン・マツキヨの話は、新しい芽を感じる。
これまでの延長線上(セブンイレブンの模倣)に無い形の新しい小売の形態が
生まれる可能性があるようにも感じる。
いずれにしても市場は飽和状態。
そんな中でオーナー諸氏は不満を溜め込み、それでも本部はそれを認識しながらも
企業として成長の余地を探る。
面白いなぁ・・・。ますます目が離せない。
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今年の春先、情報系のテレビ番組を中心に
「今年はケミカルウォッシュのジーンズが流行る」
という言葉がよく聞かれたが、街中を見ていても
あまり見かける事が無い・・・。
基本的にそういった流行情報はその手前のファッションショーの
トレンドを受けて出てくるのだろうとは思うのだが、
あまり世間一般には受け入れられなかったのか、
少なくとも最近街を歩いていても、流行ってるなぁと思わされる程、
頻繁に目に触れるような状況にはなかなか出会わない。
(ショートなジーンズ姿の女性はよく見かけるが・・・)
デザイナー等の情報発信する側は、自分が流行を創り出している事を認識している。
マスコミはそれに乗っかって情報を垂れ流し。
あとは世間のイエスかノーかで大きな流れが作り出される。
人々の中から湧き出てくる流行もあるのかもしれないが、
殊ファッションの流行に関しては、やはり創りだされるものが大半。
そこには特有の安心感があるのかもしれない・・・。
そして出る杭になりたがらない国民性は、そこに偏りがち。
でもケミカルウォッシュにはその安心感が無かったのかも。
流行が循環するというのは、一般的に認識されている事だとは思うのだが、
まだケミカルウォッシュに関しては、循環してきていないような・・・。
にしても、コケた気がするなぁ・・・。
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TSUTAYAのCMに出ている市川海老蔵が変だ。
完全にそれを狙っているんだろうとはいえ、あの違和感ぶり。
よく引き受けたなぁ、とも思わされる。
あまりのキャラの違いっぷりに天晴れでもあり、苦笑でもあり。
でも、もうこうやって気になってる時点で、殊私に対しては
このCMは当たっている。
それにしても、TSUTAYAといい、DMMといい、
お盆はかきいれ時なのは想像に難くないが、
CMの露出が半端ではない。
巣ごもり消費、なんて言葉がよく聞かれるし、
高速道路は1000円の影響で、大渋滞予想。
そりゃ広告にも力が入るか・・・。
かくいう私は、お盆休みもほとんどなく・・・。
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全く下世話な話だが、酒井法子の覚醒剤報道が過熱の一途だ。そんなマスコミの状況に辟易とし、またそう思いながらも何となく目を向けている自分にも滅入っている訳だが、少し今回の件でいわゆるマスコミを通した情報の出方のあざとさなようなモノが見えた気がするので、印象が消えないうちに書いておく。
元々今回の報道は夫が捕まって、妻は被害者、悲運の逃避行というのが当初のスタンス。
そこに事務所が出した捜索願いが拍車を掛ける。
この時点で他の見方をすることが出来なかったぐらい、そこに偏向した報道であった事を忘れてはいけない気がする。つまり明らかにその方向で煽っている。山梨の山奥で携帯電波を拾った等々の情報が良い例。
この時点で、その後の展開を想像する事が出来なかった自分の情報分析の公平感の無さにも憐憫を感じざるをえない。
その後逮捕状請求の一報。急激に風向きが変わる。
逃げた、体内浄化期間を取る目的だ、極めて悪質だ、等々。
その後に出てくる、それを補完する情報の数々。
夫が職務質問を受けている時の状況。
逃走を企てたと思われる買出し等の情報。
はっきり言っておかしい。
違和感を感じない方が無理というもの。
マスコミがアンチ酒井側に回った時以降出てきた情報は、本当にそれ以前の段階で掴んでいなかったのか?と甚だ疑問に感じる。逮捕状が請求されるという情報があまりに唐突に出てきたような印象がぬぐいきれない。少なくとも警察は冷静に動き、逮捕状を請求している。ここの段階で情報の収集、分析には偏りは無い。
マスコミがそういった情報を掴んでいながら出していなかったのだとすれば不誠実極まりないし、掴めていなかったのであれば、その能力のお粗末さ、予断に基づいた報道の稚拙さに哀れみを覚える。
だが恐らくこの振り幅の大きさのお蔭で、この件は一気に沸点を突破する。
(もしくは情報操作のお蔭で、とも言える)
ほくそ笑んでいるマスコミ関係者の顔が目に浮かぶ。
この報道に使う時間の10分の1でもいいので、覚醒剤を撲滅すべくその危険性を啓発する情報や番組を流す事が公共の財産たる電波を独占的に使っているテレビを始めとしたマスメディアの務めではないだろうか・・・。
しかし一体どこまで金儲け主義なのやら・・・
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