良い記事を読んだ。
http://diamond.jp/articles/print/28226
シリコンの何が悪いか、理解しているだろうか。
何となく悪い、という雰囲気を持っているだけじゃないだろうか。
そんな何となくな雰囲気を作る、という事がマスのメディアは得意。
そしてそのマスのメディアに乗るCMも同様。
大体、メリットやスーパーマイルドがノンシリコンだなんて、
多分ほとんどの人は知らないんじゃなかろうか。
何となくシリコンって悪そう
↓
雰囲気の良さそうなCMが流れてる。
↓
ノンシリコンシャンプー何となく良さそう
↓
使ってみて何となく良い気がするし、良い香り
実際のところ、こんなところじゃなかろうか。
ある意味で後発メーカーの作戦が上手いとも言える。
大手メーカーは今更、「実はこれノンシリコンなんですよ」
という打ち出しはし辛いはず。
雰囲気で買わせる、雰囲気て買ってしまう。
何となく買ってしまって、何となく使って、何となく良いかなって。
そんな事じゃなくて、もう少し賢い消費者になりたいところ。
シリコンがどうとかじゃなく、自分に合うものを探す。
そんなところで良いじゃないだろうか、と思う。
「コンビニ店長のためのPOP駆け込み寺」
http://itecommerce.nakamauchi.com
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「シズル感」って言葉を聞いた事があっても、
それが英語の「sizzle」から来ている事を知る人は
意外に少ないかもしれない。
五感に訴えるという意味の業界用語のようだが、
本来の英語の意味はジュージューとかシューシューとか
いわゆる擬音の類に近い様子。
まぁ、そのシズル感ってのは、世間でも認知されるぐらい
重要性のある言葉なのだが、最近見た「ニュータッチ凄麺」
のCMがそのシズル感が全然無くて、アレって思わされた。
即席ラーメンのCM、麺に自信があるのはネーミングからも
分かるし、それをCMで訴えかけようとしているのだろうが、
一向に美味しそうに見えない・・・。
スープの中を麺が泳ぐ様子シーン、ここを見てると夏場そうめんの
CMで麺を洗っているシーンとだぶる。
熱感とか、味覚とか、そういうものに全く見えてこないし、感じられない・・・。
お金かけてCM流すのに、もうちょっと上手く作れなかったのかなぁ・・・。
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皆さんが耳にタコが出来た公共広告機構のCM。
最近になってようやく一部広告が復活してきたが、
以前として、ACの広告は多い。
説教臭い内容が多いだけに、どうも見ていて疲れるし
イライラさせられる。
ところで、これだけACのCMが入っているということは、
当然それだけCMを自粛している企業がある訳で、
それはとりもなおさず今もって自粛している企業や
業界を推察する事も出来る訳で。
では、今と地震以前を考えてみて、ほとんど広告が
入れられていない企業を考えてみると、それは恐らく
最近のテレビ業界を主に支えてきた業界かと思う。
それは・・・、
・ソーシャルゲーム
・パチンコ(ホール&メーカー)
・消費者金融
の3業界。
モバゲーやグリーのCMは、あれだけ流れていただけに
見なくなるとそれも際立つ。
それにしても、上記業界への依存度がこれだけ高い
テレビ業界って・・・。
どうなの?それ、と思わずにはいられなかった。
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最近、さかんに流れている同CM。
あきらかにスマートフォンで出遅れたauの
悲壮感すら感じるこのCMで感じた事、ふたつ。
久々に目立つCMで見る「比較CM」。
内容的にはiPhoneを明らかに意識し皮肉っているのだが・・・、
私:「これって明らかにiPhoneを皮肉ってるよなぁ」
妻:「へ~・・・、どこが?」
伝わっていない・・・。
妻の情報感度が鈍いのかもしれないが、もしかすると
一般的な認識もその程度なのでは・・・。
明確に比較するとカドが立つと思ったのかもしれないが、
そのせいかイマイチ訴求力が弱いような。
もうひとつ・・・。
過去に目立つCMで比較CMが展開されたのが、
「ペプシ」のCM。コカコーラとの比較でCMが展開されていた。
基本的なイメージとして比較CMを展開する側というのは
シェアの低い側のような気がする。
でもペプシがその後、コカコーラのシェアを大幅に奪ったっていう
情報を聞いた事がない。(私の情報不足かもしれないが)
だとすると、比較CMを展開するのって
「うち、今負けてるんです」
てことを大規模に訴求する事にならないか?と思ったりする。
それで同情を集めたいなら、アリなのかもしれないが。
今のぼやけたインパクトでは、あまり良い効果が
生まれないような気がしてならない。
「嵐」も使ってお金掛かってるのにねぇ・・・。
折角ならもっと機能面でアピールすりゃいいのに。
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最近流れているホンダのフィットハイブリッドのティザー広告がなんかいい感じ。
それにしてもあの曲、聞いたこと無かったけど、すごい心に残る。
ミック・ジャガー(Mick Jagger)の「Everybody Getting High」
映像と音楽とテンポと、それぞれがセンス良く、小気味良い感じで流れていく。
心地よく、それでいて心に残る感じ。
車の広告はテレビCMの花形と言われるけど、それは別に物量に頼ったもの
ではなくて、しっかり作られているものが多いのだなぁ、とつくづく思う。
なぁんか、久々に、これなんて曲?って検索したわ~。
もうひとつは、前に一回書いた、オトナグリコの新しいバージョン。
もっと磯野家を深堀りして欲しかったなぁってのが率直な感想。
なんとも残念な感じ・・・。
やり続ける勇気はなかったのかなぁ。
オトナグリコ自体が無くなった訳じゃなくて、その方針はそのままに
中身だけ変えちゃうと、前のCMがかなり出来すぎた設定だっただけに
ちょっと興ざめ・・・。確実に前のと比べちゃうもんなぁ・・・。
ソフトバンクのあの若尾文子が結婚しちゃう展開ぐらい、
やりきって欲しかったなぁと思うのは、もしかしたら俺だけなんやろうか・・・。
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